ヒミングとは・・・
ヒミングとは、場所の魅力を考えるアートプロジェクトです。
そのアートプロジェクトを実行するアートNPOヒミング。
ヒミング/himmingとは「氷見+ハミング」とした造語です。
「氷見(ヒミ)」の響きを大切に、「ハミング」持つ爽やかさ、調和、和音、リズム、幸、平和を大切に。そんな団体をめざして付けられました。また、語尾にINGがつくことで現在進行形で変化する氷見のイメージも込めました。
アートNPOヒミングにとっては氷見の海も山も里も町も人も全てがアート。そんな目で氷見を眺めると氷見はとても素材あふれる場所です。そして、それらがすべて気持ちよく互いに巡り、循環したらもっといい。アートNPOヒミングでは、アートの目を通して、循環型社会を目指したいと思っています。
氷見市内外のメンバーが集まって、いろんなことを発見したり、企画したり、実験したり・・・そんな非営利の団体です。
そして、アートNPOヒミングは、様々な価値観で物事をみつめる自由さをアートだと考えています。
2008年9月23日、氷見市北大町の旧家である堀埜家の石蔵がヒミング・アート・センターとしてオープンしました。
展覧会やプロジェクト、ワークショップ&レクチャーを通して、私たちにとって当たり前の場所や人、モノをもう一度新しい価値観でみつめ直したいと思います。そのメッセージを受け取って、未来の氷見をみんなで一緒に作る事。
それがアートNPOヒミングの思いです。
ヒミングの沿遷
2003年、氷見市内の建築家を中心とした有志が市内の蔵をリサーチする中から阿尾漁港前の番屋にて『蔵再生プロジェクト』を行ったことが発端となりました。
2004年、アーティストイニシアティブ「Comand N」の作家の方を中心にアートの眼で捉えた氷見を映像表現として発表する『氷見クリック2004』を「阿尾漁港前の番屋」前にスクリーンを張り地域の方と共有しました。
以降、『氷見クリック』は2005年-北大町埋立地、2006年-市内アーケイドを挟んだ路上にスクリーンを立て、2007年-国見「天空平」にて上映をしまた。
以下、2004年〜2006年の上映会の風景です。
この『氷見クリック』に取り組んだ流れの中で発見した魅力的な地域因子を活かすアプローチとして2006年より『ヒミング』が始まりました。この年には、氷見の漁業文化の中心である上庄川河口域の魅力的な建物で展覧会を開催したり、飯久保地区の『竹ドーム』でコンサートを行いました。また漁業文化として重要な氷見型和船の復活を目的とした『氷見上庄川 天馬船レース』プロジェクトがスタートしました。
2007年は市内全域の魅力的な建物で国内外で活躍する、多数のアーティストが作品発表しました。美術業界でも高く評価をいただきました。また、八代地区国見の『天空平』にてコンサートや『氷見クリック2007』を上庄川河口域にて『氷見上庄川 天馬船レース』開催しました。
2008年には、2006年からイベント毎に提供頂いた建物の一つ堀埜家の石蔵が「ヒミング・アート・センター」として活動拠点になりました。ここでは、定期的に展覧会やワークショップ、上映会が行われます。カフェを併設しており、地域のコミュニティセンターとしても機能しています。また3回目となる『氷見上庄川 天馬船レース』を行いました。
これまで3回の『氷見上庄川 天馬船レース』協賛で2艘の天馬船ができました。この船には八代地区の木材を使用して『天空丸001』『天空丸002』と名付けました。
そして2009年、現在に至っています。
ヒミングマップ
氷見の魅了を再発見するアートNPOヒミングのマップです。
ヒミングを応援してくれる地元の老舗・名店も同時掲載!